ウレタン防水工事 FRP防水工事 シート防水工事 アスファルト防水 注入防水工事 |
外壁塗装工事 外壁補修工事 タイル浮き補修工事 外壁装飾工事 シーリング工事 |
防水改修工事専門 大和工機株式会社 since 1955 愛知県名古屋市千種区今池4−7−29 TEL 052−741−2155 FAX 052−741−2156 活動エリア:愛知県 |
塗装工事・防水工事のDaiwa | 防水工事 | 塗装工事 | Q&A |
価格について | 業者選びのポイント | 塗装工事シミュレーション | 会社案内 |
安心工事の理由 | 職人へのこだわり | 製品・工法について | 環境にやさしい防水 |
防水の種類
防水工事の種類・工法は多岐にわたります。 硬い防水、柔らかい防水、シート状のもの、液体を固まらせるものなどそれぞれ特徴があります。
普通に考えたら硬い防水の方が頑丈で良いのでは? と思ってしまいますが硬い防水は下地(木造なら木、コンクリート造ならコンクリートなど)が動いてしまうと割れてしまう可能性があるのです。
つまり地震が多く、気温の変化がある日本では地震によって防水が割れてしまったり、 気温の変化によってコンクリートや木が膨張、圧縮することによって割れてしまったりするのです。
さらに日本には雨季(梅雨)があり、 台風も多く上陸するなど世界的に見ても非常に防水にとって厳しい環境なのです。
防水材料はそれぞれ一長一短があるのでこの厳しい環境すべてに有効な工法がなく、 色々な工法や材料が乱立しているのが現在の日本の防水工事事情です。
ですから建物や使い方にあわせて一番有効と思われる工法を建築士など構造や材料について知識のある者が適切に選んで熟練の職人や技能士などの有資格者がしっかりとした工事をする事が重要なのです。
参考までに様々な防水の主なものを紹介しておきます。
アスファルト防水
学校や図書館など公共の建築物に多く、昔から施工されている信頼性の高い防水工法です。長所は耐用年数が長いので長期的に見るとコスト削減になります。(新築時のコストは高いです。)
短所は見た目が悪い事、 廃棄時に多量の廃材が出てしまう事、 防水自体の重量が重いために木造などには向いていないことです。 最近は改良されてシート状のものや接着材でくっつけるもの(昔は釜で火をたいてアスファルトを溶かしていたので環境にも悪かった)も出ており、作業性は格段によくなっています。
ゴムシート防水
ゴム状のシートを接着剤などを用いて貼り付けていく工法です。 長所はアスファルト防水よりも美観性が良く、柔らかいために破断しにくいことです。 短所は柔らかいために傷がついて破れやすく、年数が経つと縮んで継ぎ目から漏水しやすくなります。
シート状のものは下地との密着性が完璧ではないので一箇所不良部があるとシートの下を水がくぐって漏水箇所がひろがってしまうのも課題です。 最近はコスト競争のため1mm程度の厚みのゴムシートがよく用いられていますが、 1.5mmより薄いものは伸縮しやすいので経年劣化が激しいため最低でも1.5mm程度の厚みが必要だと思われます。
塩ビ系シート防水
ゴムシートよりも硬質の塩ビを用いたものです。 特徴はゴムシートに似ていますが、ゴムよりは硬いので傷による破断は少ないですが、硬質のためシート同士のつなぎ目の接着部分に柔軟性がなく、経年劣化後はゴムシート防水よりも漏水の可能性が高い傾向にあります。 また漏水の原因となる箇所を特定するのが非常に困難なので、一度漏水してしまうとなかなか簡単に直りません。 ただ施工後すぐに問題が起こる事はありません。
通常の歩行には十分に耐えるのでベランダなどでの使用が多かったのですが最近は木造住宅のベランダはFRP防水に取って代わられています。
ウレタン防水
粘性の高い液体状のウレタンを表面に流し込み、化学反応によって硬化させて下地と完全に密着した継ぎ目のない防水膜を作る工法です。 長所は美観性に非常に優れている事と下地に完全に密着しているのでシートのように漏水箇所が広がる恐れがない事、 また継ぎ目が無いので継ぎ目からの漏水の恐れが無い事です。
伸びのある材料なので下地の動きに合わせて伸縮するので理論上は破断しにくいのですが、 実際には伸縮した部分は紫外線等に弱く、時間と共に劣化しやすく漏水の原因になります。 ポリエステル繊維などで補強すると格段に強度が上がり、 信頼性の高い工法と言えます。
また下地の動きに影響を受けないようにする絶縁工法も多く用いられていてこちらもかなり信頼性の高い工法です。 現場で材料を調合するので調合ミスによる硬化不良などが起きやすいため、 熟練の職人による作業が必要です。 動きの多い木造の建物には不向きですがコンクリートや鉄骨の建物にはよく用いられています。
FRP防水
Fiber Reinforced Plastic (繊維で強化したプラスチック)の略で、 ポリエステル樹脂をガラスの繊維で補強したものです。 最近の木造住宅はほとんどこのFRP防水が用いられています。 長所は強度が非常に強く、 耐用年数が長く、 美観性が良く、 軽い事です。 短所はコンクリートの建物などでひび割れが大きいと破断する可能性があることです。 10年以上はもちますが、 定期的な表面塗装の塗り替えが必要です。 FRPの表面塗装は一般塗料では不適で、 技術も必要なので資格所有者などの専門の職人でないと無理です。
水系塗膜防水材
水性の樹脂を塗り重ねてポリエステル繊維などで補強して強い膜を作る防水材です。 水性なので環境に良く、 将来的に注目されている防水材です。
美観性は良く、 劣化もしにいのが長所です。 短所はウレタン防水などと比べると強度が弱い事ですが、最近は一部の製品で遜色のないものも出てきています。 作業が比較的簡単な事から防水工事を専門としていない経験不足の塗装工事関係者が施工する事も多く、 また材料も十分な強度を有していない製品も出回っている事から漏水する事が多いのが現状です。 ただ経験豊かな専門の職人がしっかりとした製品を使用した場合はかなり信頼性が高く、環境にも良い理想的な防水材であるといえます。
各種注入工法
防水というよりも止水と言うべき工法です。 水が通るみずみちに水性やエポキシの樹脂を圧力をかけて充填することにより、 漏水を止めます。 高度な技術と経験が必要な工法です。 目で確認できない部分なので必ずしもすべてのケースで完璧に漏水が止まるわけではありませんが、 経験豊かな職人が施工する場合にはかなり高い確率で漏水は止まります。
全ての工法にあてはまるのは定期的(5年ほど)に表面の塗装を塗り替えて、不良箇所を早期に発見して補修する事で防水は寿命が延び、結果的に低コストで維持できると言う事です。 普段はほとんど気にもならない部分だと思いますが、 悪くなる前に一度プロの目で確認してもらいましょう。
防水製品の詳細は防水製品まで
塗装工事・防水工事のDaiwa | 防水工事 | 塗装工事 | Q&A |
価格について | 業者選びのポイント | 塗装工事シミュレーション | 会社案内 |
安心工事の理由 | 職人へのこだわり | 製品・工法について | 環境にやさしい防水 |
当サイトのコンテンツのすべての知的財産権は法律によって保護されています。
防水改修工事専門
大和工機株式会社
since 1955